テッレ・デル・バローロ ネッビオーロ・ダルバ

Terre del Barolo Nebbiolo d'Alba

テッレ・デル・バローロ ネッビオーロ・ダルバ

バローロの栽培地域に隣接するアルバの丘で育った最良のネッビオーロを使っています。畑は、シリカを含む粘土土壌です。収穫は全て手摘みで行い、葡萄に応じた選別を行います。発酵と熟成は、樽で行います。発酵は10日間。'11年から、発酵前にコールドマセラシオンをして、色とアロマを抽出するようにしています。アルコール発酵の温度は、伝統的な28度から24度に変更しています。それによって発酵期間が長くなり、それによって色の抽出が進み、丸いタンニンが出てくるようになりました。熟成は全てフレンチオーク樽で、12ヶ月行います。’12年から半分をトノー(500L)に変えました。また、樽の半分のローストする温度を低くして焼き入れの期間を長くしました。その結果、ワインに甘さが出て、タンニンが丸く柔らかくなりました。スミレ色の縁どりのある典型的なネッビオーロの赤色。スミレやバラ、ベリーの香りに、熟成による樽の風味が感じられます。味わいは力強く、しかもデリケートです。程よいタンニン、甘ささえ感じさせるフィニッシュがあります。エノロゴのトップを勤めるダニエーレは、今このワインに「惚れて」います。何故なら、価格以上のものになると信じているからです。もちろんバローロのようにはなりませんが、バローロのセカンド的なポジションではなく、ネッビオーロ ダルバとして第一線に立てると信じています。